Hiroshima University Orthodontic Alumni Association
広島大学歯学部歯科矯正学教室 同門会

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山内和夫
山内和夫名誉教授
丹根一夫
丹根一夫名誉教授
谷本幸太郎
谷本幸太郎教授
【教室開講】1968.4.1- (山内和夫教授開講15周年記念誌p.14より)

 昭和43 年(1968年度)4月1日,大阪大学助教授であった山内和夫教授が本学に赴任し,中・四国唯一の矯正学講座が誕生した.当初は山内教授と東雪江事務官の2人のみでスタートし,1か月後の5月1日に山野智要之亮(阪大歯・大学院卒)が阪大から赴任.その後,河底晴一(九歯大卒),松田征雄(九歯大卒)が入局して,今年度の終わりには総勢5名となった.また診療室には東谷勢津子看護婦と松崎節子衛生士が,さらに11月には東谷に代わり安本孝子看護婦が配属された.

 講座開設当初は,研究室・診療室とも完備しておらず,A棟3階の当時歯科補綴学第二講座の2室を仮研究室に,A棟2階の補綴科第二診療室の一隅を仮診療室に使用していた.当時の模様を日矯歯誌の❝大学便り❞から窺うことができる.

❝9月2日に診療開始以来,診断準備中の患者が25名,相談受付患者が63名と,行く先どうなることやらと案じながらも,一段と闘志満々,総員大張り切りです.幸いにも,研究室・診療室に備える諸備品・消耗品にも少人数のためか比較的恵まれ,いずれは広大矯正も一流の列に加えられることを期待して,小使い的な仕事から事務的な仕事をも片付ながら研究準備に奮闘中です.❞

 こうした講座創設の忙しさの中にあって,10月の日本矯正歯科学会には広大矯正から1題の発表を行っており,当時の奮闘の様子がしのばれる.また11月の中四国矯正歯科学会では,山内教授が『矯正臨床における側貌観察の基礎』と題して特別講演を行っている.そして年が明け,山内教授以下教室員全員が中四国矯正歯科学会に入会し,同時に学会事務局が岡山の対木会長のもとから本教室に移された.

(出典:山内和夫教授開講15周年記念誌 p.14)

 山内和夫教授開講15周年記念誌より

S43年_開講当時の写真